朝からバタバタしていましたが 用事もひと通り終わり これからひと息いれます  月曜日の朝は キリリと苦味の効いた 濃いめの珈琲がやっぱりピッタリです  週末に行ってきました  今回はちょっと足を伸ばして 京都の細美美術館の 『伊藤若冲と江戸絵画』 を、見に行ってきました  こちらでは江戸を代表する絵師 伊藤若冲の初期作と晩年作が見れます◎ 展示室に入ると 若冲の作品に沢山登場する鶏の絵が 屏風に表情豊かに描きあげられていました  この鶏は目をまん丸にして びっくりした様な表情をしています  実際、お庭で数十羽の鶏を飼い トサカや足の細かい部分や アクロバティックなポーズや ユーモラスな表情を描いたみたいです  こちらの屏風に出てきたボタンに 紙の特性を活かして 墨を順番に重ねていくと出来る 白い筋を残していく 若冲の独特の水墨表現の 筋目描きか施されているのか分かります◎ 一匹のアブをつがいの鶏が ジーッと見ている様子ですが こちらの鶏の羽にも 筋目描きが使われていますね この技法を屈指して 鶏のフワフワの感じや 花弁の重なり、魚のウロコなど 独特のタッチで描いてあります  こちらはヘチマに沢山の昆虫が 群がっていますね  この中には昆虫の他に カエルやカタツムリなどを含め 11種類の生き物が描かれていて 全部探し出すのは結構大変  細かいところまで丁寧に描いてある様は 若冲の自然への強い興味や 愛着をとっても感じとれました  他にも江戸時代の同時期に活躍した 中村芳中や円山応挙 俵屋宗達や若冲の弟子の若演の作品も 沢山展示してあり それぞれ個性的な表現がとっても面白く あっという間の2時間でした  今週もよろしくお願いいたします 
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